人身傷害特約について

 

最近の自動車保険には、
・対人賠償(相手にケガや死亡させてしまった場合に賠償金を払ってもらえる保険)、
・対物賠償(相手の車や物などを壊した場合に賠償金を払ってもらえる保険)、
・車両保険(自分の車が壊れた場合に修理費用などを払ってもらえる保険)、
・人身傷害保険(人身傷害保証特約、事故で自分のケガや死亡が生じた時に自分の保険が払ってくれる保険)
というものが付いていることが多くなっています。

 

人身傷害特約には2つのメリットがあります。

 

1つめは、相手が無保険で全然お金をもっていない場合、通常ですと裁判で勝っても、結局はお金が無いところからは取れないということになってしまって、最終的には泣き寝入りをせざるを得ないということになってしまいます。

 

しかし、自分の保険に人身傷害保証特約というものが付いていれば、ここから保証金を払ってもらうことができるということになります。

 

2つめのメリットは、事故で自分の過失が大きい場合、あるいは一方的に自分の過失である場合、通常ですと大幅に過失相殺されてしまう、あるいは自分の一方的過失の場合には相手からは何も損害賠償を取れないということになってしまいます。

 

しかし、自分の保険に人身傷害保証特約というものが付いていれば、ここから損害について全額保証を受けることができるというなります。
ただし、この全角保証というのは人身傷害保証特約の約款に書いてある基準によって計算された金額ということになります。

 

大切なことがもう1つあります。歩行中あるいは自転車に乗っている時に自動車事故にあった場合、家族の車の保険に人身傷害補償特約が付いていれば、保険を使うことができる場合があります。
もし交通事故にあって人身被害を受けた場合には、この人身傷害補償特約が使えないか保険会社に問い合わせてみると良いでしょう。

弁護士費用特約について

 

交通事故の被害者が、加害者に損害賠償請求をする場合、被害者の弁護士費用は原則として被害者が自分で負担することになります。

 

多くの法律事務所では、弁護士費用は事件を受任した時の着手金、それから事件が解決した時の成功報酬金というかたちで弁護士費用をいただくことになっています。
着手金は10万円以上、成功報酬は獲得あるいは増額した金額の10〜20%の範囲内と決められていることが多いと思います。

 

通常の事件ですと、着手金あるいは報酬金という弁護士費用は依頼人が自腹を切って支払うということになります。
交通事故の場合には、依頼人の自動車保険に弁護士費用特約というものが利用できる場合があります。

 

この弁護士費用特約を利用できれば多くの場合、最大300万円まで保険から弁護士費用が支払われるということになります。依頼人は弁護士費用を負担しなくてもいいということになります。

 

また弁護士費用特約を使ったとしても、保険の等級には影響しません。保険料が上がるということもありません。

 

是非、知っておいていただきたいのが、自分の自動車保険に弁護士費用特約が付いていなくても、家族の車やバイクの保険に弁護士費用特約が付いていれば、これを利用することができます。
また、歩行中の事故にも弁護士費用特約を利用できることもあります。

 

事故にあって、弁護士への依頼を検討される場合には、弁護士費用特約の有無を自分の車の保険だけでなく、家族の保険も含めてチェックしましょう。


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